においセンサーのよくあるご質問
Q1. においセンサーでタバコのにおいを測定したいのですが可能ですか?
A1. 以下のニオイはセンサ部分を破損させたり、センサに悪影響を与える場合がありますので測定できません。
●高濃度のニオイやガス(特に硫化物)
●ヘアスプレー、シリコーン系接着剤、シリコーンチューブなどからのシリコーン化合物
●タバコの煙など粒子状の高濃度のタール
●オイルミストなどの蒸気
●高濃度の塩化物や強酸物質のガス
●塩素を含むハロゲン化物のガス
●オゾン・NOxなどの酸化性ガス
Q2. 特定のにおいを識別したい。
A2. 基本的に良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類の識別はできません。
例えば、ある良いニオイの花をニオイセンサで測定したとき、表示値「300」という指示が得られた場合、この花のニオイの強さの度合いは「300」であるといえます。また、ゴミ捨て場での測定でも「300」という指示が得られた場合、ゴミ捨て場のニオイの強さの度合いもまた「300」であるといえます。
この場合ように、ニオイの質が明らかに違っていても、得られる数値がまったく同じになるということがあり、ニオイセンサで良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類を識別することはできません。
Q3. 「ハンディにおいモニターMC19X-SRMSシリーズ」はどのようにニオイを識別しているの?
A3. 「MC19X-SRMSシリーズ」における強度の表示値は、臭気強度、臭気濃度、臭気指数とは直接の相関関係はありません。本機は測定するにおいの、清浄空気と比較した時の相対的強さを、メーカー独自の尺度での数値化をしています。
においは人間の感覚に基づく情報であり、多種多様なにおいを数値化するための画一された尺度、方法はありません。臭気強度、臭気濃度、臭気指数はいずれも臭気の強さを人間の嗅覚を用いて 数値化する臭気官能試験による臭気の表現方法です。
一方、「MC19X-SRMSシリーズ」で表示される「においの強度」はにおいを構成している化学物質に着目し、その濃度で表示する成分濃度表示法の一種として分類される表示方法です。例えば「MC19X-ADMS」はアンモニア臭が混在している、或いはアンモニア臭での臭気強度表示が必要な方のみご使用いたける機能となります。
「MC19X-TDMS」はシックハウス・ビル症候群などの原因物質として問題視されているVOC(揮発性有機化合物)を包括して測定したTVOC(総揮発性有機化合物)濃度をトルエン濃度に換算した値として表示しています。
※公定法といわれる測定方式はFID(水素イオン化方式)とNDIR(非分散型赤外線吸収方式)の2方式のみで、当モニターの方式は公定法ではありません。
Q4. ニオイの測定値の単位は?
A4. においセンサーに単位は無く、ニオイの強弱を数値で表示しています。ニオイは通常、色々なニオイ物質が混ざり合った複合体で存在します。ひとつのニオイ(単一臭気)であれば、その濃度をppmやppb、%といった単位で表せますが、ニオイが混ざり合って存在(複合臭)する場合はこうした単位で表示することができません。公定法である嗅覚測定法で得られた臭気指数や臭気濃度にも単位はなく、「強さの度合い」という形で表されます。こうした背景もあり、ニオイセンサはニオイの強弱を相対的に数値化しますので、指示値は無単位となっています。
A1. 以下のニオイはセンサ部分を破損させたり、センサに悪影響を与える場合がありますので測定できません。
●高濃度のニオイやガス(特に硫化物)
●ヘアスプレー、シリコーン系接着剤、シリコーンチューブなどからのシリコーン化合物
●タバコの煙など粒子状の高濃度のタール
●オイルミストなどの蒸気
●高濃度の塩化物や強酸物質のガス
●塩素を含むハロゲン化物のガス
●オゾン・NOxなどの酸化性ガス
Q2. 特定のにおいを識別したい。
A2. 基本的に良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類の識別はできません。
例えば、ある良いニオイの花をニオイセンサで測定したとき、表示値「300」という指示が得られた場合、この花のニオイの強さの度合いは「300」であるといえます。また、ゴミ捨て場での測定でも「300」という指示が得られた場合、ゴミ捨て場のニオイの強さの度合いもまた「300」であるといえます。
この場合ように、ニオイの質が明らかに違っていても、得られる数値がまったく同じになるということがあり、ニオイセンサで良いニオイとくさいニオイの違いや、ニオイの種類を識別することはできません。
Q3. 「ハンディにおいモニターMC19X-SRMSシリーズ」はどのようにニオイを識別しているの?
A3. 「MC19X-SRMSシリーズ」における強度の表示値は、臭気強度、臭気濃度、臭気指数とは直接の相関関係はありません。本機は測定するにおいの、清浄空気と比較した時の相対的強さを、メーカー独自の尺度での数値化をしています。
においは人間の感覚に基づく情報であり、多種多様なにおいを数値化するための画一された尺度、方法はありません。臭気強度、臭気濃度、臭気指数はいずれも臭気の強さを人間の嗅覚を用いて 数値化する臭気官能試験による臭気の表現方法です。
一方、「MC19X-SRMSシリーズ」で表示される「においの強度」はにおいを構成している化学物質に着目し、その濃度で表示する成分濃度表示法の一種として分類される表示方法です。例えば「MC19X-ADMS」はアンモニア臭が混在している、或いはアンモニア臭での臭気強度表示が必要な方のみご使用いたける機能となります。
「MC19X-TDMS」はシックハウス・ビル症候群などの原因物質として問題視されているVOC(揮発性有機化合物)を包括して測定したTVOC(総揮発性有機化合物)濃度をトルエン濃度に換算した値として表示しています。
※公定法といわれる測定方式はFID(水素イオン化方式)とNDIR(非分散型赤外線吸収方式)の2方式のみで、当モニターの方式は公定法ではありません。
Q4. ニオイの測定値の単位は?
A4. においセンサーに単位は無く、ニオイの強弱を数値で表示しています。ニオイは通常、色々なニオイ物質が混ざり合った複合体で存在します。ひとつのニオイ(単一臭気)であれば、その濃度をppmやppb、%といった単位で表せますが、ニオイが混ざり合って存在(複合臭)する場合はこうした単位で表示することができません。公定法である嗅覚測定法で得られた臭気指数や臭気濃度にも単位はなく、「強さの度合い」という形で表されます。こうした背景もあり、ニオイセンサはニオイの強弱を相対的に数値化しますので、指示値は無単位となっています。
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